香りいっぱいの水仙
CouleureStaff /春までの道のりが長い国のよいところを
あげるならば... それは、春の待ち遠しさ、そして、
それが叶えられる小さな変化の楽しみがゆっくりと
続くことかもしれません。
水仙が出始める1月下旬、この花がもたらす春の予感に
みんながわくわくします。
最南部から送られてくる花がスーパーに並ぶところから始まり
だんだんと村のはじや、庭に咲き始めます。
そして、お店に香りのよい水仙が並ぶ頃には
気分がわくわく。まだダウンコートを着ているけれど
「春!」と心がときめくのです。
今日は、市場のたつ日。
バケツいっぱいの匂い水仙からひと束選び、
町をぶらぶら歩けば、通る人やお店の人から
ちょっとかがせて!と声をかけられるほど。
本当のあたたかさまであと少しの辛抱です。
待つのも楽しい。(K)