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花々のウェルカム

CouleureStaff /
花々のウェルカム

とても長い間、ブログがお休みとなってしまいました。
みなさま、お変わりございませんか。
コロナなど様々な理由から6年ぶりとなる日本への一時帰国の春でした。

ウクライナ紛争の影響を受け、
ロシア上空を飛ぶことができず
フライトが直前に何度もキャンセルされてヒヤヒヤしました。

最終的には、複数社との共同便になり
オーストリア、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナの上から、
黒海を越え、トルクメニスタン、モンゴル、中国の上空を
飛ぶフライトでした。空からいくシルクロード、でしょうか。
ルートが説明も表示もされなかったので、
映画も見ないで地図を見て、本当にワクワクするフライトでした。
大袈裟ですが、大航海時代のことを考えたり、
マルコポーロのことを考えたり。
知らない土地へ赴く勇気、すごいですね。
私にはちょっと難しそうですが、その分、憧れと尊敬の念を持ちます。

成田空港に着いた時、
機内から見えた桜の木に、
家族みんなが「わぁ」と感嘆の声をあげました。
帰ってきた!という気持ちになり、
本当に嬉しかったです。

直前のPCR検査から到着後の検査や手続きなどは
とっても多く大変だったのですが
職員のみなさんの親切な対応に感謝感謝でした。
やさしい国ですね、改めて。

今回の山場のひとつは、
高階さんと直接お会いできたことです。
ブログに書いてくださっていて
そんなそんな...と気恥ずかしさがあるのですが
直接会った時に受け取る非言語の情報の多さが
とても印象的で、ものすごく立体的になる!という感覚でした。
この時間・経験を、今後にいかしていきたい...
という目標を持ち帰った旅でした。

さて、イギリスについて驚いたこと。
植物がぐぐぐーーーっと育っていたこと。
関東の山あいで見た柔らかな新緑と比べて
もう少し先の新緑というべきか、勢いと強さのある緑でした。

そして、藤もシャクナゲもツツジもばらも
何もかもが同時に咲いていました。

心細さも感じながらのイギリスへの帰宅。
迎えてくれた花や植物たちのエネルギーに触れ、
日本とのつながりを感じる自然の姿に
心慰められました。(K)

 

PS
シャクナゲは、イギリスでも古くから愛されている花です。
シャクナゲとツツジの違いはわかるのですが、
ツツジとサツキの違いは今ひとつまだわからない時があります。
調べてみると、葉っぱと花・おしべで見分けることができるそうですよ。
葉っぱに毛が生えているものはツツジ、サツキは照りがあるそう。
ツツジのおしべは5-10本、サツキはほとんどが5本なのだそうです。 

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