こんにちは、ギリシア!
Posted by CouleureStaff on
(ロードス島 リンデンの遺跡)
春休みをいただき、家族でギリシアを訪れました。
ロードス島を拠点に、途中でアテネへ行った旅でした。
おでかけは一日にひとつ...をモットーに
その日の気分で、海へ山へ、町へ。
その日の気分というよりは、
夫と息子はウィングホイルを持って行ったので
風次第だったかもしれません。
観光シーズンが始まる前だったの海には誰一人おらず、
開いているホテルもひとつ、ふたつしかなく、
のんびりとした地元ライフに、少しお邪魔した気持ちでした。
市場で野菜を買い、スーパーで量り売りのフェタチーズを買い
(買い方がわかるまで苦労)魚市場で50cmくらいの鯛をみつけ
あらゆるところにある地元の人たちがみんな行くカフェやパン屋さんに行きました。
美味しい。
光が強くて、自然が圧倒的に美しかったのですが
なにより感じたのは、西洋文化の礎であるギリシア文化の美しさ。
ローマ時代の方に意識が向きがちでしたが
ローマはギリシアがあってこそ。
アテネの国立博物館は、エジプト時代の影響を受けたギリシアの彫刻から
ローマに影響を与えた時代のものなどテーマがわかりやすく展示されていて
本当におすすめです。青銅器時代のものも素晴らしかったし、
ミノア文明の壁画や壺などに感動しました。
オレンジが街路樹として植えられているアテネは、
ありとあらゆる場所がネロリの香りにつつまれていて
素敵な帽子をかぶって、ひんやりとしたレモネードを飲みながら
太陽をいっぱい浴びて、おしゃべりをするマダムや
黒のお洋服やスーツを着ておしゃれをして教会へ向かう
女性たちの存在感が印象的でした。
「ここはギリシアよ、お好きなものを、お好きなだけどうぞ!」
とはレストランやカフェでよく言われた言葉。
歴史の深さとタイムスケールの大きさ、数えきれないほどの波乱を
乗り越えてきた国の人たち。眩しい太陽とたくましい自然と共存する人たち。
気がつくと、わたしたちも、お好きなようにどうぞ!に
ありがたくのっかっていました。
また訪れたいです。
(教科書で見た「パルテノン神殿」!)
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