長らく曇りと雨のことを書いてきましたが、
この数週間は晴れています。
イギリスの晴天は本当に貴重なので
ここぞとばかりにみんなでかけます。

仕事が終わり、夕食をいただき
子どもたちの寝る用意を見届けてから
その後に散歩にでかけたのが21時頃でしょうか。

それでも、こんなに明るいのです。
白鳥のきょうだいが、おだやかな水面を
優雅に泳いでいました。
まだ若いのでしょうね。おそれずに近づき、
歩く速さと泳ぐ速さがそろい
会話するような気持ちで時間を共にしました。

やわらかな動きを目にしているうちに
ほっと一息つくような散歩時間となりました。

帰り道にみかけたニゲラの群生が
夢のような景色をつくっていました。
消えつつある光のなかで、ぼわりと浮かび上がる花の様子が
大好きです。
もうすぐ夏至ですね。 
真夏の夜の夢を読む季節がめぐってきました。