松葉のカゴ編み
CouleureStaff /
ある夜、学校の行事のあと、近くのお店で
松葉のカゴ編みを行うから寄っていかないかと誘われ
ふらりと参加しました。
何を作るのかもよくわからなかったのですが
カゴが好きなので、二つ返事で。
子どもの頃、母が藤のカゴ編みを習っていた頃に
たくさん水につけたり、編んだりしていたことをぼんやりと思い出していたら
「用意できましたよ!」と呼ばれたテーブルの上には
ロウソクと、そのまわりに、円形に並べられたたくさんの松葉。
そして、ラフィアを渡されてカゴ編みが始まりました。
乾いた松葉の束を、5,6組ほど重ね、
ラフィアで止めていきます。クローバーの冠を編むように。
ブランケットステッチみたいなものでしょうか。
だんだんと円形のコースター状のものができ
徐々に上向きに引っ張り始めると自然と側面が立ってきます。
小さな器ができました。みかんが入るくらいの大きさです。
ひとりずつ、手の緩さやきつさが異なり
形もことなりますが、みんな嬉しそう。
この会は「ひとをつなぐものづくり」という副題で
時々開催されているそうです。
作りながら共有する時間が久しぶりで
楽しかったです。
Almanacの本は、季節の移り変わりを感じる本です。
七十二候のような... いや、そんなには細やかではないのですが
毎月の日の出や潮の満ち引き、季節にまつわるケーキのレシピや
昔話が掲載されていて、理想的には毎日見るのですが
現実的には、月末にあわてて1月を見たのでした。
日の入りがだんだんと遅くなってきました。
1週間ぶりの晴れ間ということもあり、今日は明かりが嬉しい日でした。
PS
テーブルの上のロウソクはカフェのものでした。
松葉とラフィアの真ん中にあるのは、大変危険でしたので
おすすめいたしません。
危うい瞬間にみんなが「Wow」と言い、
ある意味、連帯感が生まれたのでした。
素敵なテーブルのレイアウト写真がなくて残念です。
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